カテゴリー別アーカイブ: 2016年度

全国学生ボランティア交流フォーラムIN神戸

全国学生ボランティア交流フォーラムIN神戸

日時:2月16日(木)~17日(金)

場所:ふたば学舎講堂、甲南大学平生記念セミナーハウス多目的ホール

震災の復興支援活動を行っている学生ボランティア団体やNPO等の活動団体を対象に大学コンソーシアムひょうご神戸学生交流委員会が開催した「全国学生ボランティア交流フォーラムIN神戸」に参加しました。本プロジェクトは、被災地が現在抱えている課題や今後生じうる課題に対して何ができるのかについて、阪神・淡路大震災から22年経った神戸で蓄積された知見、経験から学び、考え、今後の活動に生かすことを目的に、活動報告や各テーマにそったワークショップを通して学生同士の意見交流を行いました。

当日は、プロジェクトメンバー2名が携わり、本イベントへの参加を通して災害に向き合っている者同士が意見交換をしたり、互いの考えや視野を広げたりしたことで、自らの活動を展開するきっかけになり良い刺激になりました。

 

小指観音堂(どんぐりハウス)完成式

小指観音堂(どんぐりハウス)完成式

日時:2月5日(日)

場所:⼩指観⾳堂

⼩指地区の住⺠を対象に本プロジェクトの主催で「小指観音堂(どんぐりハウス)完成式」を開催しました。住⺠のコミュニティをつくる場として建設されたどんぐりハウスは、2016年8⽉に解体・移設されました。今回の完成式を期に「⼩指観⾳堂」として改名され、⼩指地区の集会場や漁の休息や準備をする場などの⽣活の⼀環として使⽤することの提案や⼩指地区の住⺠への周知を⽬的に完成式を行いました。

当⽇は、本プロジェクトから11名が携わりました。完成式の時期には「春祈祷」という年に⼀度の伝統的なお祭りが⾏われており、多くの⼈で賑わいました。⼈が多いときに行うことによって、より多くの⼈に「⼩指観⾳堂」の認知をしてもらうことができ、本プロジェクトの活動を多くの人に知っていただける機会となりました。完成式では本プロジェクトが住⺠に話し合いを⼿軽にできる場を提供したいという思いから会議⽤机の引渡しや記念撮影を⾏いました。

3.11の今~これから私にできること~

3.11の今~これから私にできること~

日時:12月12日(月)~16日(金)

場所:東海大学湘南キャンパス16号館

東海大学生を対象に本プロジェクトの主催で「3.11の今~これから私にできること~」を開催しました。若い世代の方々に被災地の過去と現在を知っていただき、個人でできることを考えてもらうことや震災に興味を持ってもらうことを目的に、テンセグリティタワーや活動時の写真をまとめたアルバムなどの展示を行いました。

期間中は、プロジェクトメンバー7名が携わり、5日間で75名の学生に来場していただきました。来場してくれた学生の中には、アルバムの写真を時間かけて見てくれた方やテンセグリティタワーに東北へのメッセージを書いてくれた方がいました。

SunSunマルシェ

SunSunマルシェ

日時:12月11日(日)

場所:湘南海岸公園

平塚市市民を対象にSunSunマルシェ実行委員会の主催で開催された「SunSunマルシェ」に出展しました。これまでは同じイベントに継続して出展してきたため一定の年齢層、固定化した来場者にしか情報を発信できていなかったため、より多くの方に被災地の現状を伝え、東北に対して関心を持ってもらうことを目的に、初めてSunSunマルシェに出展しました。

当日は、プロジェクトメンバー8名が携わり、復興ステーションや活動紹介パネルの展示や東北の銘菓を販売する東北物産展、今年の活動や復興状況が分かる資料の配布を行いました。

どんぐりチャンネル撮影

どんぐりチャンネル撮影

日時:12月11日(日)10:00~17:00

場所:岩手県大船渡市三陸町越喜来泊地区

泊地区住民を対象に本プロジェクトの主催で「どんぐりチャンネル撮影」を行いました。関東の人々に映像を通し被災者の声を知ってもらうことで現在も東北の復興が終わっていないことを伝え、自然災害が身近なものであることを認識してもらうことを目的に、プロジェクトを紹介する映像や活動地域の住民のインタビュー、各地区の風景を撮影して動画にしました。

当日は、プロジェクトメンバー4名が携わり、泊地区の住民の方3名にインタビューを行いました。インタビューでは、震災前の地区の様子や震災当時の心境、震災前後で変化したこと、これからの復興に向けて考えていることなどを聞きました。

第2回泊・食のまつり

第2回泊・食のまつり

日時:11月13日(日)

場所:泊区公民館

泊地区住民を対象に本プロジェクトの主催で「第2回泊・食のまつり」を実施しました。住民との交流や泊地区の食の魅力を発見し泊地区のブランドをつくることを目的に、泊地区の食材を活かすという共通のコンセプトで東海大学と芝浦工業大学が地域の特産物を生かした料理を考案し、食事をしながら親睦を深めました。

当日は、プロジェクトメンバー7名が携わり、東海大学は、柿や栗、サツマイモ、鹿肉を具に使ったおこわを竹の皮で巻いた“泊の幸まき”を考案し提供しました。

結の道第一期開通式

結の道第一期開通式

日時:11月13日(日)10:00~10:30

場所:結っ小屋

「結の道第一期開通式」は本プロジェクトが進める「結の道」整備が8月末に結っ小屋周辺の結の道第3区間の通行が可能になったことにより本プロジェクトが泊地区内の住民を対象に主催した企画です。

「結の道」とは跡地利用の礎づくりを主に目的として掲げ、津波到達ラインに道を設けることで津波の到達点を可視化させ、災害があったことを忘れないよう、また今後の災害に備える役割と、津波によって分断された地区を道によってつなげることでコミュニティの再生を図るものです。その「結の道」をより多くの住民に知ってもらい、津波被害跡地を活用再生していくきっかけづくりとして開通式を開催しました。

相川・小指地区集会所(どんぐりハウス)解体移設工事

相川・小指地区集会所(どんぐりハウス)解体移設工事

日時:8月6日(土)~9月5日(月)

場所:宮城県石巻市北上町十三浜小指地区

相川地区と小指地区の住民を対象に本プロジェクトの主催で「相川・小指地区集会所(どんぐりハウス)解体移設工事」を実施しました。相川・小指地区集会所(どんぐりハウス)が建設されてから5年が経ち、年月ともに老朽化が進行し、木で打ち込んだ杭は腐敗しつつありました。さらに、2017年度に借地契約の期限を迎えるため、解体することになりました。しかし、“集会所としての役割がほしい”という住民からの意見があったため、解体で留めず、移築することで、そのニーズに応えました。移築によって、定期的な地区会議の会場としての利用していただくことや、地域復興のシンボルになることを目指しました。

この工事にあたって、本プロジェクトメンバー34名と地域の住民の方が携わり、住民の方には基礎工事やサッシ取り付けの際にお手伝いいただきました。

結の道第3区間整備

結の道第3区間整備

日時:8月16日(月)~8月24日(土)

場所:岩手県大船渡市越喜来泊地区

泊地区を対象に本プロジェクトの主催で2014年から整備計画が始まってから2年が経ち、今年から結の道の整備作業が始まりました。今回の整備では13名のプロジェクトメンバーが作業に携わり、結の道全5区間のうち第3区間にあたる場所(泊川に沿った道と結っ小屋に繋がる道)の整備を行いました。整備予定の場所にある雑草抜きから始まり、土を掘り起こした後にウッドチップを敷きました。今回の整備により結っ小屋と結の道が繋がったことで、泊地区の魅力となる景色が一つ誕生しました。整備後には住民の方の主体的な行動によって第3区間と第2区間を結ぶ“結の橋”も架かりました。初めての結の道の整備作業により学生と住民の方が一体となって泊地区を支えるきっかけになりました。

電子工作教室

電子工作教室

日時:8月6日(土)

場所:泊区公民館

越喜来小学校に通う小学生を対象に本プロジェクト主催で「電子工作教室」を開催し、学生と共同で結の道の起点であるみなと口に設置する看板の作成を行いました。これまでの電子工作教室と異なり、共同で1つの物を作り、それを設置することで子ども同士の絆を強めるだけでなく、泊地区の魅力となる思い出も作ることができました。

当日は、プロジェクトメンバー14名が携わり、越喜来小学校の子どもだけでなく保護者の方々、学生も交流を深められるようにバーベキューも行いました。