結の道

結の道

結の道は、本プロジェクトが泊地区において2014年度から整備計画を開始し、津波跡地の利活用を目標として掲げ、津波到達ラインにウッドチップを敷いた遊歩道です。結の道には、津波の到達ラインを可視化させ、避難経路を確保することや次世代へ震災の継承をすることで今後の災害に備える役割も担っています。そして高台移転によって分断されてしまった地区をつなげることでコミュニティ再生を図るものです。

結の道は第一から第五の区間に分かれた全長約810メートルの遊歩道で、計画を実現可能な企画とするために、第二・第四区間は既存の車道を利用しています。第一・第三・第五区間をそれぞれ一年ずつ、計三年にわたって整備を行いました。